浄水方法について
飲み水は浄水が必要

水は私たちが生きていく上で欠かせないものです。
蛇口をひねれば水が出てくるのが当たり前になっていますが、これは浄水場の恩恵によるものです。
都市部の水道水を供給するための浄水場では、急速ろ過という方法で原水を浄水しています。
急速ろ過は薬品を使って機械的に浄水するため、短時間に大量の原水を浄水することができます。
大量の給水を必要とする現代社会で、急速ろ過は必要不可欠な浄水方法となっています。

 

急速ろ過では凝集剤という薬品が加えられます。
これは濁った原水に含まれている泥のような固形不純物を素早く沈殿させるためです。
沈殿させたら、上澄みを120~150m/日の速さで急速ろ過池でろ過します。
急速ろ過では色や濁りはよく除かれ澄んだ水になるのですが、細菌の除去を完璧に行うことができません。
その細菌を殺すために、塩素消毒を行う必要があります。

 

また、高度浄水処理という浄水法を導入している浄水場もあります。
この浄水法はオゾンによる殺菌及び粒状活性炭処理による有機物の除去を行います。
オゾンは強力な酸化剤であり、臭気物やマンガンの酸化・生物性解性の向上などに効果があるのですが、寿命がとても短いので殺菌効果を持続させるために、依然として塩素注入を行わなければなりません。

 

どちらの浄水処理法も一般的に、浄水の過程で2回塩素が注入されます。
1回目は凝集沈殿の前、2回目はろ過処理を済ませて送水する前です。
塩素は殺菌力が強く、効果も持続するので、大量に確実に殺菌をすることができます。
しかし、塩素はビタミンを破壊したり、動脈硬化症や心臓病といった循環器障害を引き起こす恐れがあります。

 

健康な水を飲む

この塩素は微量ながらも水道水に含まれています。
水道水をそのまま飲んでいては、最初はなんともありませんが、その内さまざまな健康被害が出てくるかもしれません。
そこで活躍するのが浄水器です。
浄水器を使うことで塩素を除去することができ、健康的な水を飲むことができますよ。